クリムトの肖像画、367億円で落札

― 美術史上2番目の高額取引

オーストリアの画家グスタフ・クリムト(1862~1918年)の絵画「エリザベート・レーデラーの肖像」が、米ニューヨークのサザビーズ競売にかけられ、2億3640万ドル(約367億円)で落札された。

サザビーズによると、絵画としては過去2番目に高額な落札額となる。


絵画の背景

本作は1915年ごろに描かれ、クリムトの後援者であったレーデラー夫妻の娘をモデルとしている。長年、米化粧品大手「エスティローダー」の名誉会長、レナード・ローダー氏のコレクションとして所蔵されていた。

クリムト作品の市場価値は近年上昇傾向にあり、2023年にはロンドンの競売で肖像画「扇を持つ女性」が7400万ポンド(約151億円)で落札されている。


美術市場の動向

今回の落札額は、世界的に高額な絵画取引の中でも歴史的規模であり、クリムト作品の人気と希少性の高さを示す結果となった。

美術評論家は、

「クリムトの肖像画は女性の表情や装飾の繊細さで知られており、これほどの高額取引は作品の芸術的価値の証しでもある」

と指摘している。


出典

共同通信 2025年11月19日【ニューヨーク】

グスタフ・クリムト
グスタフ・クリムトはオーストリアの画家、1862年ウィーン生まれ。14歳でウィーン工芸美術学校に入学。在学中に弟・エルンストと同級生のフランツ・マッチュと「芸術カンパニー」を創設…

コメント

タイトルとURLをコピーしました